新製品「手動射出成形機 INARI M12」販売開始 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 9月 16, 2021 本日(9/16)、新製品「手動射出成形機 INARI M12」の販売が開始されました。各部の強度アップや、大容量成形時でも力をかけやすい構造を実現。最大容量も増やし12ccまでの成形が可能になりました。詳細は下記URLよりご覧ください。https://originalmind.co.jp/news/1503 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
理性は必要だが、中心ではいられない時代へ 3月 21, 2026 私は今、世の中で起きている大きなニュースを見ていると、それぞれが独立した出来事のようでいて、奥のほうでは共通した構造でつながっているように感じます。イランとアメリカ・イスラエルの対立、ホンダの巨額赤字、みずほFGの人員削減。分野は異なりますが、そこには同じ方向の変化が現れているように思えるのです。 まず国際情勢です。イランとアメリカ・イスラエルは、それぞれが正義を掲げています。しかし正義とは、自分と相手を切り分けたうえで成立する概念です。この分離を前提とした認識の中では、相手は「理解する存在」ではなく「対峙する存在」になりやすく、その結果として衝突が生まれやすくなります。理性は本来、物事を整理し理解するための重要な力ですが、その前提にある分離的な世界の捉え方が、対立を生みやすい構造につながっているのではないかと感じます。 この傾向は産業の変化にも見て取れます。ホンダの赤字は単なる業績の問題にとどまらず、ものづくりの構造の変化を示しているように思えます。内燃機関の時代には、設計だけではなく、最終的な仕上がりに人の感覚が大きく関わっていました。そこに企業や国ごとの「らしさ」が生まれていたのです。しかし電気自動車では、設計と制御の比重が高まり、再現性が高くなります。その結果、どこで作っても一定の水準に近づきやすくなり、差異はコストや条件に寄りやすくなる。この変化は効率化でもありますが、同時に感性が価値として現れにくくなる側面も持っています。 さらに、みずほFGの人員削減のニュースは、AIの進展と重なって見えます。これまで価値を持っていた事務処理や判断といった理性的な業務は、急速に機械に置き換えられつつあります。ここで起きているのは、理性が不要になるということではありません。むしろ、理性が広く共有され、誰もが使えるものになることで、それ自体では差になりにくくなるという変化です。 これらを通して感じるのは、理性の否定ではなく、その位置づけの変化です。理性はこれからも不可欠なものですが、それを中心に据えたままでは、対立を生み、差異を失い、価値を持ちにくくなる局面に入っているように思えます。 その中で重要になるのが、感性や直観といった、人と世界の関係性を切り分けずに捉える力です。これは理性と対立するものではなく、理性では扱いきれない領域を補完するものです。自分と世界の境界を強く引... 続きを読む
神戸の矢内商店さまについて 10月 05, 2015 今年の5月に、氷を販売していらっしゃる神戸市の 矢内商店さま を訪ね、取材をさせて頂きました。その時に撮らせて頂いた写真をこれから少しずつ紹介させて頂きたいと思いますが、その前に少し矢内さまについてのお話をさせて頂きたいと思います。 私は今から19年前の1997年にオリジナルマインドを創業しました。今でこそ当社は、メカトロニクス関連の組み立てキットや中古品を販売していますが、創業当初は、現在の業態とはまったく異なる「省力化機械のソフトウェア開発」の仕事をしておりました。 その仕事は、どちらかというと「生計を立てるため」の仕事でした。本当は個人のお客さまにメカトロニクス関連の組み立てキットや中古品の提供を通じて「ものづくりの楽しさと夢を届けたい」という思いを強く持っていたのですが、そのような業態はまだ日本に存在せず、しかも、自作する人がどんどん減っていった時代でしたから、商売として成立するのだろうかという強い不安を抱えていたのです。 このため私は、省力化機械のソフトウェア開発の仕事をしながら、WEBサイトの更新をするという「二足の草鞋」を履いて仕事をしていました。そんな状態でしたから、ソフトウェア開発の仕事が忙しくなると、WEBサイトの更新は何か月もストップしたままという状態が何度もあったのです。しかし矢内さまは、私が更新を滞らせても、再開すればすぐに注文をくださり、ときには、下記写真のようなプレゼントも送ってくださったり、さらには、つくった作品の写真も送ってくださいました。このことが当時の私にどれだけ励みとなり、支えとなったかしれません。私は矢内さまのおかげで、「生計のため」ではなく本来の志に専念する覚悟を得ることができたのです。 上の写真は2002年ごろ、下の写真は2010年ごろ矢内さまに頂いたプレゼントです。 続きを読む
宇宙自然の中の自分 10月 24, 2025 最近、文章の作成にAIを使う人が増えてきました。私も必要な場面では活用しているのですが、使いたくないときがあります。それは、降りてくるものをキャッチしたいときです。 ずいぶん昔のことですが、槇原敬之さんが何かの番組で、「詩を書いていると、その詩に教えられることがある」と話していました。彼の言っていること、わかる気がします。つまり、書いているうちに、なぜか自分が思っている以上のことが、言葉となって現れることがある。私はこの不思議な現象を「降りてきた」と呼んでいます。 「降りてきた」というと、なんとなくスピリチュアルな感じがしてしまいますが、そうしたインスピレーションを受け取る経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。ただ、それは吹けば飛んでしまうほど儚く、日頃の雑事で簡単に掻き消されてしまうもの。それでも、画面に向かってキーボードを打ち始めると、それがちゃんと文字となって現れてくれる。まるで宇宙からのメッセージを文字に変えていくような感覚です。 文章を書くということは、そうした「つながり」を確かめる行為なのだと私は思っています。たとえ上手な文章ではなくても、書くこと自体に意味がある。だから、この瞬間ではAIを使う必要はありません。 そして、降りてくるものに従って生きるとき、私は不思議な開放感と自由を感じます。ビジネス社会の中で生きているというより、宇宙自然の中を生きている感覚。仕事とかプライベートとか、そんな境界線を超えて、もっと大きな意志のもとで動かされているような気がするのです。 続きを読む
保守部品.com 2月 01, 2018 生産中止となったシーケンサ、タッチパネル、モータドライバなど、法人向けの部品を専門的に扱う「 保守部品.com 」をオープンいたしました。 私たちは1997年の創業以来20年間にわたり、個人のお客様に向けて中古部品を販売してまいりました。その活動の中で生産ラインをお持ちのお客様から、「シーケンサが壊れたので大至急送ってほしい」といったご連絡を何度もいただきました。この「保守部品.com」は、そうした生産ラインの故障等でお困りのお客様に、より安心してご利用いただけますよう、生産中止品を中心に取り揃え、専門スタッフによる確実な品質管理と全品即日発送体制を整え、保守部品専門店として立ち上げるに至りました。生産ラインの停止は膨大な損失を招きます。一刻も早い修復にご協力できるよう、確実に皆様の生産ラインをサポートいたします。 続きを読む
善悪で世界を分ける思考が自らを滅ぼす 3月 20, 2026 最近のイランをめぐる戦争のニュースを見ながら、私はあることを強く感じています。それは、人類が長く信じてきた「善悪の二元論」が、いま限界に近づいているのではないかということです。 中東には、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの一神教が生まれ、広がってきました。いずれも唯一絶対の神を信じ、その神の正義を重んじる宗教です。もちろん、これらの宗教の歴史には共存してきた時代もありますし、現在の争いの原因が宗教だけにあるわけではありません。政治や領土、資源など、さまざまな要因が重なっていることは確かです。ただ、それでもなお、人々が自分たちの正義を強く信じ、その基準で世界を見ようとする構造が衝突を生みやすいことは否定できないように思えます。 ここで私は、善と悪というものについて改めて考えてみたいのです。善悪とは、最初から宇宙に存在していた絶対的なものなのでしょうか。むしろそれは、人間が社会をつくり、多くの人が同じ場所で暮らすために生み出してきた一種の秩序や約束事なのではないでしょうか。地域が違えば歴史も文化も異なり、そこにはそれぞれの価値観があります。言い方を変えれば、私たちはそれぞれ異なる世界観の中に生きているとも言えるでしょう。 それにもかかわらず、人はしばしば自分の価値観を普遍的なものだと思い込み、その基準で他者を裁こうとします。そして理解できない相手に対して「悪」や「ならず者」といった言葉で単純化してしまいます。しかし、そのように相手を決めつける側もまた、自分の価値観を絶対視しているという点では同じ構造の中にいるのではないでしょうか。 今回の戦争を見ていると、私はある意味で奇妙な構図を感じます。互いに正義を掲げながら争っている国々は、実は同じ思考の枠組みの中にいるのではないかということです。善と悪をはっきりと分け、その基準で世界を裁こうとする思考です。そう考えると、いま起きている戦争は、善悪二元論で世界を見る人たちの自滅を、彼ら自身が行っている出来事のようにも見えてきます。 私はこうした発想の背景に、世界を固定されたものとして捉える思考があるように感じています。価値観や正義を、まるで動かない物体のように扱ってしまう考え方です。しかし本来、人間の価値観も社会の秩序も、歴史の中で変化し続ける流動的なもののはずです。 般若心経には「不生不滅、不垢不浄、不増不減」という言... 続きを読む