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8月, 2015の投稿を表示しています

休日

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誰もいない社内をひとり散歩。

かわさきロボット競技大会の魅力

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当社では毎年 「かわさきロボット競技大会」 に製品を展示させて頂いています。いつも思うのですが、この大会はたいへん盛況で、今年も2,000人以上の来場があったそうです。 なぜ、そんなに盛況なのか-。私が思うに、この競技大会には「ロボットの移動には車輪ではなくリンク機構を用いなければならない」というルールがあります。そのことがメカ好きな若者の心をくすぐるのだと思うのです。逆の言い方をすれば、ものづくりが好きな若者たちは、複雑なメカ機構を実現できる作品テーマを探していて、そこに、かわさきロボット競技大会という場が与えられたという言い方もできるのではないでしょうか。 そう考えたとき私は、日本のものづくりは、世界中の人々に、Made in Japan を手にすることが誇りであると思われるような、メカ機構の美しさが感じられる製品をつくっていくことが重要なのではないか。この大会を見ながらいつもそう思うのです。

ものづくりの楽しさとは何か?

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当社は今年もMaker Faire Tokyo 2015に出展させて頂きました。私は自社ブースを社員に任せて、他ブースの見学をさせて頂いたのですが、そのときに「ものづくりの楽しさとは何か?」を改めて考えさせられる場面がありました。それは、半田ごてやニッパなどが不要な開発ツールを見たときです。プログラミングや配線までも簡単なのですが、どうしても私はそれを見てワクワクしないのです。 思うに、私にとって「ものづくり」というのは、目的を達成すればそれで良いというものではなく、つくることそのものに意味があるからです。こう感じているのは、たぶん私だけではなく、特にこの会場に足を運んでいるメイカーズと呼ばれる人たちの中には、そういう人がけっこういるのではないでしょうか。  組織論で言われていることなのですが、人というのは実力よりも簡単な目標を与えられると退屈と感じ、逆に実力よりも高すぎる目標を与えられると諦めてしまうと言います。でも、背伸びすれば届きそうな目標であれば、やる気が旺盛になる。これはスポーツではフローゾーンと呼ばれ、その領域においては人は最も夢中になることができます。 ものづくりにおいても同様で、「誰でも簡単にできる」というのは、かえってワクワク感がなく、「誰でも簡単にはできないけど、頑張ればできそう!」と思わせてくれるようなものに人はワクワクするような気がします。そして、そういった過程を経た上で何かを完成させると、人は大きな達成感を得られるのではないでしょうか。私はこれも「ものづくりの楽しさ」の一つであり、この達成感によって一流の技術者へと成長していく人も多いのではないかと思うのです。  私が起業時に「秋月電子のような会社をつくろう」と思った理由は、そういう人の心をくすぐる商品がたくさんあったからです。当社の経営理念である「ものづくりの楽しさと夢を提供します」を具現化していくためにも、そういった「人の心をくすぐる商品」を提供していきたいと改めて思ったのでした。

MFT2015の記念写真

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このTシャツ着て3Dプリンターの展示ブースを見学する社員の勇敢さに感動しました!(笑) このTシャツは、8月22~23日に開催されるかわさきロボット大会でも販売いたします!

いよいよ本日、Maker Faire Tokyo 2015開催!

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いよいよ本日、Maker Faire Tokyo 2015が開催されます!オリジナルマインドブースは「I-9」です。今年の秋発売予定の木材加工に特化した新製品「KitMill MOC900」も展示いたします。詳細は こちら をご覧ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。 当社ブースでは 「時代は切削!Tシャツ」 も販売いたしております。このTシャツを着て3Dプリンターを見るのがオシャレです(笑) なお、私(中村一)は、2日目に当社ブースにおりますので、お気軽に声を掛けてくださいね!