スキップしてメイン コンテンツに移動

生きている実感を得られるものをつくることが日本のものづくりの役割

人はいつも「生きている実感が欲しい」と願う生き物だと思う。でもそれは、あらゆるものがデジタル化していくにつれて失われてしまうものなのかも知れない。

たとえばスマホ。スマホはカメラや時計、音楽プレイヤーなどあらゆる機能をたった一台で実現することができる。でもその代わりに、ボタンを押したときのメカニカルな音や、手先に返ってくる振動がないから、操作している実感がない。ハンドスピナーという奇妙な玩具が流行ったりするのは、それが原因なのだろう。

クルマもそうだ。自動運転が普及すれば事故も渋滞も減るし、運転からも解放されて便利になる。でも運転することそのものが楽しいという人はたくさんいて、そういう人は従来の車を購入するのだと思う。その場合はきっと、中途半端にデジタル化された車ではなくて、操作している実感の持てるマニュアル車を選ぶはずだ。

モノの中には、デジタルで満足できることと、やっぱりアナログでなければ満足できないということの二つがあると思う。その二極化がいま進み始めている。

これは日本のものづくり業界にとって大きなチャンスだ。日本ほど感性価値の高いものをつくることができる国はほかにないからだ。

これから日本のものづくりを発展させていくには、世界中の人々にメイドインジャパンを手にすることが誇りであると思われるようなものを、私たち日本人がつくっていくことだ。そのためにはアナログ感、リアル感があり、生きている実感を得られるものをつくること。これはとても大切なことではないだろうか。

このブログの人気の投稿

「切削ライフ」を委託販売します

先日、「切削ライフ~アクリルキーホルダー編~」を執筆されたfish_meatさんと、そのお友達のnupkaさんが当社にお見えになりました。

切削の基本がつかめる一冊「切削ライフ~アクリルキーホルダー編~」
https://www.originalmind.co.jp/cutting/index.php#2

実は4月末ごろから、当社のメカトロマーケットプレイスにて、この「切削ライフ~アクリルキーホルダー編~」に加えて、新刊「切削ライフ〜基板加工編〜」の2つを委託販売させて頂くことになりました。とても分かりやすく解説されていますし、特に基板加工については、その方法について知りたいと思っているお客様は多いと思います。ぜひご利用いただければと思います。

なお、fish_meatさんは、4月22日に開催される技術書典4に出展されるそうです。上記の2冊も販売されるそうですので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。

技術書典4
https://techbookfest.org/event/tbf04